色によってメリットは違う!赤の作業服を着ることのメリット

作業服5

作業服のカラーバリエーションは豊富になってきているので、どの色の作業服を買うかで迷ってしまう人もいるでしょう。そのようなケースでは色によって得られるメリットを考えて購入するのがオススメです。例えば赤と青では得られるメリットは違います。

そこで今回は赤の作業服を購入したときに得られるメリットについて紹介していきます。

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明るい色は事故の防止になる

仕事の現場によっては、事故が起こりやすいような場所で作業を行うケースもあります。そのような現場では事故のリスクを減少させる効果を持つ作業服が重宝されます。その事故防止に適した作業服が暖色の作業服です。明るい色の作業服を着ることによって、作業を行っていることが周りからも見えやすくなります。

特に赤い作業服は目立ちやすく、どの位置で作業を行っているのかというのが分かりやすいでしょう。周囲から作業中の動作が見えやすくなることで、事故の発生を防ぐことが可能になります。具体的な話で言えば、高速道路での作業があった場合、車の運転手から作業員が仕事を行っている様子が見えることで、その作業現場に車が衝突するリスクが減少します。

他にも作業員と作業員での事故の防止にもなります。目立つ色の作業服を着ることで、お互いの位置が把握しやすくなるため、作業員と作業員での衝突が減ります。お互いの位置が把握できれば、作業を効率的に進めることも可能になるでしょう。

現場の管理者からも作業員の位置が見えやすいので、事故を起こしそうな作業員を事前に発見しやすくなります。事前に発見しやすくなれば、事故を起こす前に注意を行えるため、会社としての事故の発生回数が減らせます。

夜間の作業に適している

夜間の作業では暗い色の作業服が適しません。作業現場によっては街灯が少ない場所も珍しくありません。そのような場所で暗い色の作業服で作業を行うと、事故が起きやすいです。お互いの位置も把握しにくいので、コミュニケーションも取りにくく、夜間での作業効率も落ちてしまうでしょう。

車の通りが多いような場所で夜間の作業を行う場合は、車から見えやすい色であることが求められます。そのことを考えれば、明るい色の作業服が好ましいと言えます。オレンジのような柔らかい色合いでも目立ちますが、より見えやすくするためには赤い作業服を着ておく方が良いでしょう。

下水道やトンネルといった場所での作業も周辺が暗い傾向にあります。そのため暗い色の作業服では作業員とのコミュニケーションが取りにくいでしょう。このような状況でも目立つ色が役立ちます。派手な色であれば、暗い場所でも作業員の姿が見えるので、作業は滞りなく進みます。

明るい色は汚れを目立たせるという特徴があります。汚れを目立たせることは避けられやすいポイントですが、下水道やトンネルの作業では汚れが目立っている方が好ましいです。汚れが分かりやすいことで、その場所にどの程度の汚れが付着しているかが分かります。

汚れの度合いが分かれば、作業も行いやすくなるでしょう。

冬場の作業も明るい作業服が好ましい

冬場の作業でも視界が悪くなる可能性があります。雪の降り方によっては、吹雪となるケースも考えられます。そのような状況で暗い色の作業服を着ていれば、お互いの場所は分かりにくくなります。お互いの場所が分かりにくい程度で済めば良い方です。

場合によっては作業中に遭難してしまう可能性もあります。遭難してしまったときに暗い色の作業服は捜索が難しくなり、発見が遅れる危険性もあるでしょう。このような状況を想定すれば、明るい色の作業服が好ましいと言えます。

特に赤い作業服は目立ちやすいので、遭難してしまっても発見してもらいやすいでしょう。冬場で雪が降っているときに車を猛スピードで走らせている人は少ないですが、そのような危険な運転をしている人がいないとも言い切れません。

そのような状況では交通事故の可能性も考えられます。暗い色の作業服では猛スピードの中で姿を見てもらいにくいので、運転手も回避できないかもしれません。赤い作業服を着ていることで、猛スピードの車が走ってきても交通事故を回避できる可能性が高くなります。

このような視界が悪くなってしまう現場では、ただの赤い作業服ではなく、蛍光色タイプの赤い作業服もオススメです。蛍光色タイプの作業服は通常のタイプよりも目立ちやすさがアップするため、危険からの回避率もアップします。

企業のアピールにも効果的

赤い作業服は作業中の動作が見えやすいという話をしましたが、このメリットは企業アピールにも活かせます。周囲の人から注目を浴びやすいということは、自社のことを多くの人に知ってもらえる機会が増えるということです。

このチャンスを逃さないためには、企業のアピールになるようなデザインを考えなければなりません。例えば企業のロゴを何処に入れるかというのも重要なポイントになります。作業を行っている姿を目にすることが多いので、作業服の前面よりも背面の方が視界に入りやすいでしょう。

そのことを考えれば、ロゴを背面に入れてみるのは良い作戦と言えます。ロゴを入れる以外にも企業をアピールする方法があります。背面に企業の仕事内容や電話番号、メールアドレスなどを表記するのも良い方法と言えます。

仕事内容や電話番号といったものを表記することで、作業を行いながら、多くの人に対して営業を行っているような効果を得られます。この作戦を行うことで企業への依頼が増加するかもしれません。

作業員のテンションアップにも効果がある

赤色には人を興奮させやすいという効果があります。この効果を上手く利用すれば、作業員のテンションをアップさせて、作業効率を上げることも可能になるでしょう。作業員全員にテンションを上げてもらいたいのであれば、会社のユニフォームとして赤い作業服を採用するのが効果的です。

全員が同じ色の作業服を着ることで、より高い効果が期待できます。また全員が同じ作業服を着ることで、一体感が生まれるため、チームワークも良くなりやすいでしょう。作業員のチームワークが良くなれば、作業が滞る可能性が低くなり、納期を遅らせることなく作業を終えられるケースも増えます。

注意点としては赤い作業服は気が散る場合もあることです。赤い作業服が視界に入ることで作業員の集中力が落ちてしまうのであれば、色の組み合わせを考えるのが良いでしょう。

赤の割合を少なくして、暗めの色合いを組み合わせてみることで、デメリットを解消できるかもしれません。